Leadtekから、ハードウェアエンコードのTVチューナ/キャプチャカード「WinFast PVR2000」が登場した。
エンコーダチップにはConexant製“CX23416 ”を採用。ビデオデコーダはY/C分離フィルタを備えた同じくConexant製の“CX23882 ”となっている。
「WinFast PVR2000」本体。ハードウェアエンコードの割にはシンプルな印象 |
チューナユニットはPhilips製で、FMステレオラジオの受信も可能。対応フォーマットはMPEG1/2/4、WMVとなっているが、MPEG4とWMVはソフトウェアエンコードとなる。タイムシフト再生、iPEGに対応するほか、キャプチャしながらCD-RWドライブや記録型DVDドライブで直接メディアに保存できる“DirectBurn”機能を搭載。現在のTV番組と、タイムシフト再生もしくはキャプチャファイルの再生をメイン画面とサブ画面で同時に行える“ピクチャ イン ピクチャ”機能も備えている。
右がエンコーダチップ“CX23416 ”、左はY/C分離フィルタを備えたビデオデコーダ“CX23882 ” |
同梱ソフトはビデオ編集ソフト「Video Studio 7 SE」、ビデオオーサリングソフト「DVDMovieFactory3 SE」、3Dエフェクトソフト「Cool 3D SE」、ソフトウェアDVDプレーヤ「WinDVD」、簡易自動ビデオ編集ソフト「Auto Producer3 MagicMoment」。リモコンが付属し、価格はスーパーコムで1万1550円、OVERTOPで1万1780円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万1980円。このほかTSUKUMO eX.にも入荷したが(1万1980円)、完売となっている。FMチューナを搭載し、1万1000円台という低価格は魅力的といえよう。
価格はハードウェアエンコードとしては安めの1万1000円台 |