富士通(株)は31日、バスパワー駆動に対応したUSB 2.0接続の3.5インチMOドライブの新製品として、1.3GB対応の『DynaMO 1300LT(ダイナモ1300エルティ)』と640MB対応の『DynaMO 640LT』を8月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。
『DynaMO 1300LT』 |
『DynaMO 1300LT』(DMO13LT)は、MOディスクを出し入れする際に、トップカバーがMOディスクと共に上に開く“シェルオープン機構”を採用したのが特徴。トップカバーにはウィンドウが設けられており、装着したMOディスクのラベルを確認できるようになっている。持ち運びを考慮し、USBケーブルを収納できるハードキャリングケースが付属する。また、アプリケーションソフトとして、1.3GBディスクに最長28文字のパスワード保護を設定できる『SecureMO Light28(セキュアエムオー ライト28)』と、ディスク内に保存したデータをファイル/フォルダー単位で暗号化し、パスワードを設定できる『SecureMO Folder(セキュアエムオー フォルダ)』が付属する(Windows版のみ)。
対応ディスクは1.3G/640M/540M/230M/128MBで230M~640MBはオーバーライトディスク対応。ディスク回転数は毎分3000回転(640MB以下では毎分4500回転)。キャッシュメモリーは8MBを搭載する。インターフェースはUSB 2.0/1.1に対応(Mini-B)。USBバスパワーを利用し、消費電力は最大2.5W(平均2.3W)。本体サイズは幅104×奥行き118×高さ20mm(突起部分含まず)、重量は230gで、従来製品『DynaMO 1300U2 Pocket』より、サイズを31%小さくし、重量を42%減らしたという。イジェクトピンを収納できる縦置きスタンドが付属する。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me/98 SE/98、Mac OS 9.0.4~9.2.2、Mac OS X 10.0.1~10.3.2。
『DynaMO 640LT』(DMO64LT)は、対応ディスクが128MB~640MBとなる以外、本体サイズや消費電力、対応機種などの仕様は『DynaMO 1300LT』と同等の下位モデル。