AOLジャパン(株)は17日、同社と米アメリカ・オンライン社(America Online, Inc.)が、ISP(インターネットサービスプロバイダー)事業を、イー・アクセス(株)に6月30日付けで譲渡すると発表した。営業に必要な資産や権利、契約、従業員がイー・アクセスに基本的にすべて譲渡される。譲渡の価額は約21億円で、現金による決済となる。
これは、米AOLが、日本における“AOL”ブランドの維持継続と成長には、イー・アクセスのブロードバンドインフラを共有することが最良の選択であると判断したためという。
なお、同社が提供しているAOLサービスは従来通り継続され、今後は、両社のシナジー効果による新サービスの提供も可能になるとしている。