ジャストシステム
一太郎2004:2万円(15万本限定キャンペーン価格9800円、バージョンアップ版8000円)
ATOK17:8000円(ダウンロード版6300円、電子辞典セット1万1000円、バージョンアップ版5000円、バージョンアップダウンロード版4500円、バージョンアップ電子辞典セット8000円)
- 03-5412-3939/06-6886-9300(インフォメーションセンター)
- http://www.justsystem.co.jp/
- http://www.ichitaro.com/2004/
- http://www.atok.com/
- 日本語文書作成を楽に効率よくという姿勢がビンビン伝わってくる設計。
- Officeユーザーならキャンペーン価格8000円で購入できるのもいい。
- インターネットディスク無料サービスが前バージョンからなくなったのと、一太郎同梱のATOKが辞典セットではないのが残念。
一太郎2004のメイン画面。 |
●【3つの表示スタイルをワンタッチ切り替え】 画面左端に3つのタブが表示されるようになり、これをクリックするだけで、通常表示やアウトライン表示に切り替えられるようになった。 | ●【スタイル指定や校正など多機能なナレッジウィンドウ】 文書作成画面が切り替わるだけでなく、画面右のナレッジウィンドウもそれぞれのスタイルに対応した表示になる。従来通り、校正機能や辞書機能なども切り替えて使える。 |
一太郎とMicrosoft Wordはライバルと言われて久しいが、一太郎はもう完全にWordとは別のベクトルを目指している。Wordは見た目が美しい文書作成を重視しているが、2月6日に発売された「一太郎2004」は見た目だけではなく、文書そのものを書く作業をサポートすることに注力している。
詳しくは上画面を見ていただきたいが、新たに用意されたアウトラインスタイルを使うと、考えを論理立て、整理して組み立てていく企画書や報告書などが作成しやすい。さらに、オプションなのが残念だが、アウトラインスタイルに対応したビジネス文書作成のためのテンプレート集「シンキングテンプレート」も用意される。ちょっとしたチャート図をワンタッチで作成できる機能も用意され、これらをフル活用すれば、ビジネス文書作成がずいぶん楽に、かつ内容の濃いものになる。
●【ATOKに類語辞典が付いた】 入力した単語と似たような機能を持つ単語を表示してくれる「連想変換」機能。意味や用例も表示される。 | ●【同音異義語などをチェック】 文書校正機能「修太」は、同音語の誤り指摘から二重敬語の指摘などの文書校正を行ってくれる。文書を作成したら、一太郎で校正をかけておく習慣をつけておくと、うっかり恥ずかしい思いをしてしまうという事態は防げるはずだ。 |
一太郎と言えば、日本語IMEのATOKも気になるところ。新バージョンの「ATOK17」で用意された機能で、なによりうれしいのが「連想変換」機能だ。これはある単語を入力すると、それに関連する別の単語を候補表示してくれるものだ。類語(シソーラス)辞典が付属したと考えていいだろう。この機能を使うと、表現のバリエーションがグンと広がる。
●【ATOKはその場で誤りを指摘】 本体のデザインと同様に、キーボードまわりも実にシンプル。タッチパッドの両ボタンの間はスクロールボタンとなっている。 |
WordとMS-IMEしか使ったことがない人も多いかもしれない。そんな人にこそ、一太郎2004およびATOK17を使っていただきたい。今までよりも文書作成の効率がグンと上がることに驚くはずだ。15万本限定のキャンペーン価格9800円はお買い得と言える。
●【中部北陸方言に対応】 おなじみの方言モードでは、中部北陸モードが追加された。「どえりゃー」や「いかんだに」などが正しく変換できる。 |
一太郎2004/ATOK17 for Windowsの主なスペック | |
製品名 | 一太郎2004/ATOK17 for Windows |
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OS | Windows 98/Me/2000(SP3以上)/XP |
HDD | 空き145MB以上(一太郎2004) 95MB以上(ATOK17) |