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ソニー、サイバーショット春モデル5機種を発表――“T”シリーズ新機種『DSC-T11』ほか

2004年04月14日 23時51分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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DSC-P73とDSC-P43

『DSC-P73』は、有効410万画素(総420万画素)の1/2.7インチSuper HAD CCDを搭載するモデル。光学3倍ズームに対応する(f=6~18mm:35mmフィルムカメラ換算時39~117mm相当、F2.8~5.2)。背面に1.5インチのTFT液晶パネル(6万7000画素、解像度は非公表)を備える。

DSC-P73
DSC-P73

記録画素数は2304×1728ドット。静止画の撮影モードは、夜景/夜景&人物/風景/ソフトスナップ/キャンドル/ビーチの6種類。1秒間に1.7コマのスピードで連射が可能で、640×480ドットの場合は最大30枚の連続撮影が可能。動画撮影に対応し、MPEGムービーVXファインモードによって、640×480ドットでのMPEG-1圧縮による記録が可能。 記録メディアは、メモリースティック/メモリースティック デュオ/メモリースティック PRO/メモリースティックPRO デュオ。同梱する16MBのメモリースティックに、静止画を最大243枚、動画を最大約11分10秒記録可能。

インターフェースはAV出力(モノラル音声)、USB 2.0 Hi-Speed、DC IN。PictBridge対応。電源は、単3形ニッケル水素充電池/ニッケルマンガン電池/アルカリ乾電池×2本。バッテリー持続時間は約210分で、最大約420枚の撮影が可能(単3形ニッケル水素充電池使用、CIPA規格に基づく測定方法によるもの)。本体サイズは幅117.2×奥行き35.8mm×高さ53.7mmで、重さは約236g。静止画/動画加工編集ソフトとして、Windows用の『Picture Package Ver.1.0』と、Macintosh用の『ImageMixer VCD2』を同梱する。5月14日発売予定で、価格はオープンプライス。編集部による予想実売価格は3万7000円前後。同時発売のレンズアダプター『VAD-PEB』(希望小売価格:2625円)を取り付けることで、テレコンバーションレンズVCL-DH2630が使用可能。また、水深約40mまで使用可能な防水プロテクター“マリンパック”『MPK-PEA』(希望小売価格:2万4150円)を同時発売する。

『DSC-P43』は、有効410万画素(総420万画素)の1/2.7インチSuper HAD CCDを搭載するモデル。デジタル3倍ズームに対応する(f=5mm:35mmフィルムカメラ換算時33mm相当、F2.8)。背面に1.5インチのTFT液晶パネル(6万7000画素、解像度は非公表)を備える。

DSC-P43
DSC-P43

静止画・動画の記録サイズ、インターフェース、電源に関する仕様はDSC-P73と同じ。バッテリー持続時間は約200分、最大約400枚の撮影が可能(単3形ニッケル水素充電池使用、CIPA規格に基づく測定方法によるもの)。本体サイズは幅101.2×奥行き35.6mm×高さ53.7mmで、重さは約195g。静止画/動画加工編集ソフトとして、Picture Package Ver.1.0とmageMixer VCD2を同梱する。5月28日発売予定で、価格はオープンプライス。編集部による予想実売価格は3万円前後。

DSC-P73とDSC-P43は、今回発表されたキャリングケースLCM-PHA、LCS-CSDが使用可能。

カーバッテリーアダプターなど汎用アクセサリー

サイバーショット用の汎用アクセサリーとして、サイバーショットシリーズ初のカーバッテリーアダプター『DCC-L1』(希望小売価格:7875円)を4月29日に発売する。自動車のシガーソケットから充電可能で、ACアダプター『AC-LS1』『AC-LS5』と互換性がある。そのほか、任意のサイズにカット可能な液晶保護シート『PCK-LA』(シート2枚/クリーニングクロス同梱、希望小売価格:1155円)を4月29日に発売する。スレーブフラッシュ『HVL-FSL1B』(希望小売価格:8400円)を発売する。HVL-FSL1Bは、例えばDSC-P100に装着することによって、内蔵フラッシュ使用時に3.0mだったフラッシュの有効距離が、約2倍の6.1mになるという。



マジックゲート標準搭載の新メモリースティック

同社は同時に、現行のメモリースティックおよびマジックゲート メモリースティックの後継モデルとして、記憶容量が256MB(128MB×2)の『MSH-128S2』、128MBの『MSH-128』、64MBの『MSH-64』、32MBの『MSH-32』を発表した。複数のデータ入出力端子を同時に使用するパラレルインターフェースに対応することで現行モデルと比べて最大約4倍の速さ(最高転送速度は160Mbps、毎秒20MB)でデータの読み出しが可能。また、同社の著作権保護技術“マジックゲート”を標準で搭載する。現行のメモリースティック対応機器と互換性がある。動作電圧は2.7~3.6V。消費電流(シリアル/パラレル)は、最大65/100mA(動作時平均)。本体サイズは幅21.5×奥行き50×高さ2.8mmで、重さは約4g。5月21日発売の予定で、価格はオープンプライス。編集部による予想実売価格は、MSH-128S2が1万2600円前後、MSH-128が7400円前後、MSH-64が4500円前後、MSH-32が2600円前後。

MSH-128S2
MSH-128S2

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