VA Linux Systems Japan(株)は、 3月25日をもってNTTコムウェア(株)および(株)NTTデータを割当先とする第三者割当増資の実施が完了したと発表した。
今回の増資によりVAリナックスは189百万円を調達し、半額の94百万円を資本に組み入れ、資本金は100百万円から194百万円になった。増資の割当先は、既存出資者であるNTTコムウェアが2800株を追加出資し、NTTデータが新規に990株を出資。 住友商事(株)は約56%の出資比率となり、引き続きVAリナックスの筆頭株主を維持する。 同社代表取締役社長の上田哲也氏は「今後、今回の出資者である NTTコムウェアとNTTデータとの連携を強め、通信事業者およびエンタープライズ市場においてLinuxソリューション強化、技術開発、 およびブランドの強化なども実施する予定」とコメントしている。