(株)ジャストシステムは19日、日常使っている日本語とパソコンの関係をテーマに、同社が運営するウェブサイト“ATOK.com”において10月28日から11月4日にかけて実施した調査“日本語をとりまく環境についての調査”の結果を発表した。調査結果の詳細は、ATOK.com内に新設したコーナー“みぢかな日本語”で同日より公開する。
それによると、日本語で何かを書くときのパソコンと手書きの割合については、10代から70代までの広い範囲で、パソコンの使用割合が約65~70%という結果となったという。送り仮名の間違いや表記ミスが減った、見直しや書き直しすることが増えたなど、訂正や変更が簡単に行なえるパソコンの利点が活用されている傾向がうかがえるとしており、一方で、漢字を正確に書く力が衰えたという意見も多く見られたという。