(株)アプリックスは17日、ライティングソフト“WinCDR”の最新バージョンとなる『WinCDR 8.0』を開発したと発表した。(株)インテリジェント ウェイブが11月14日に販売を開始する。価格は、『WinCDR 8.0 Premium』が1万2800円、『WinCDR 8.0』が5800円。WinCDRの登録ユーザー向けのアップグレードパッケージ『WinCDR 8.0 Premium アップグレードパッケージ』も用意しており、価格は6800円。なお、新製品発売キャンペーンとして『WinCDR 8.0 Premium 発売記念キャンペーン版』を8800本、8800円で限定販売する。
『WinCDR 8.0 Premium』 | 『WinCDR 8.0』 | |
製品パッケージ |
『WinCDR 8.0 Premium』は、CD/DVD書き込みエンジンに、安定性を向上させ、他社のライティングソフトとの競合問題も改善したという最新版の“AP ENGINE 2”を搭載し、CD-ROMのメインチャネル2352バイト、サブチャネル96バイトのデータをすべて読み取る“2352+96フルコピー機能”をさらに強化したバックアップ機能を搭載するのが特徴。初心者に簡単に操作できるように“WinCDR 8.0 ナビゲーター”を採用したほか、メニューに“お気に入り”ランチャータブを追加し、頻繁に使う機能を編集した専用メニューも作成できる。イメージファイルは独自フォーマットの“Double Saucer”形式を採用しているが、他社のイメージファイルフォーマット(CloneCD、DiscJuggler、CDRWINなど)の読み込みにも対応した。バックアップ機能では、特定のアプリケーション(Word、Excel、メールソフトなど)のファイルの検索/記録が行なえ、更新記録から2回目以降は詳細な設定をしなくてもバックアップできる“かんたんバックアップ”が行なえる。
各種イメージファイルの読み込みに対応 |
チャプター編集機能を搭載するDVDオーサリングソフト『DVD Director for Windows』、音楽データを書き込んで市販のDVDプレーヤーでジュークボックスのように再生できるDVDディスクを作成するソフト『Jukebox DVD』、パケットライトソフト『PacketMan』(Windows 2000/XP対応)、サイバーリンク(株)のDVDプレーヤーソフト『PowerDVD 5』、松下電器産業(株)のソフトウェアMPEGコーデック『MPEG-2 Encoder5』、MPEGムービーの不要部分をカットする『MPEG Movie Editor』、システムバックアップ用ソフト『Acronis TrueImage 6.0』も付属する。『WinCDR 8.0』は、オーサリングソフトなどが付属しない製品。
対応機種は、PC/AT互換機で、Pentium III-450MHz/Celeron-533A MHz以上を搭載した機種。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。CD書き込み時に1GB、DVD書き込み時に5GB、DVD-Video/Jukebox DVDの作成時は10GB以上のHDD空き容量が必要。対応DVDメディアはDVD±R/RW。