飛行機のエンジンユニットのようなユニークなデザインのCPUクーラー「JET 7」 |
先日幕張にて行われた“WPC EXPO 2003”で展示されていたクーラーマスターの新製品が、早くも秋葉原に登場した。発売されたのは、飛行機のエンジンユニットのようなユニークなデザインのCPUクーラー「JET 7」とファンコントローラー兼HDDケースの「COOL DRIVE4」の2製品だ。
背面中心部にはジェットの熱を再現するかのような赤いLEDが点灯する | 日本での正式発売は10月と言われている製品 | |
用意された応募用紙 | 競争率はかなり激しそうだが、早く手に入れたいユーザーは参加するしかない |
今回販売を開始したのは、ツクモパソコン本店。どちらの製品も日本での正式発売は10月と言われている製品なのだが、現在台湾で行われている“COMPUTEX TAIPEI 2003”を訪れた同店のスタッフが「台湾みやげ」と称して持ち帰ったもだ。
「JET 7」は、以前お伝えしたようにブロアー式ファンを採用した同社の「Aero」シリーズの派生モデルとなる製品だ。デザインは飛行機のエンジンのような形状をしており、前面上部には青白くゆっくりと点滅するLEDが、背面中心部にはジェットの熱を再現するかのような赤いLEDが点灯するというもの。基本的な仕様は、搭載する80mm角のファンの回転数が1900~3500rpmの可変タイプ、風量が12.0~22.1CFM、ノイズレベルが21~41dBとなり、対応CPUはSocket A/370タイプとなっている。
なお同店によると「在庫が1個のみのため、販売は抽選方式を採用する」という。レジカウンターに用意された応募用紙(TSUKUMOeX.会員NOと氏名、電話番号)に記入し、所定の箱に投函、後は10月3日の発表を待つというものだ。話題の製品のため競争率はかなり激しそうだが、早く手に入れたいユーザーは参加するしかない。価格は4979円となっている。
「COOL DRIVE4(LHD-V04)」 | 、3.5インチサイズのHDDが搭載可能なほか、4チャンネルのファンコントローラも装備 | |
ファンコントローラはそれぞれVGA/CPU/CASE/HDDに対応する | こちらも本格的な流通は10月になってからと思われる |
もうひとつの新製品「COOL DRIVE4(LHD-V04)」は、前面のブルーLEDが特徴的だった「COOL DRIVE3(DHC-U43)」の後継モデルだ。素材はもちろんアルミ製で、3.5インチサイズのHDDが搭載可能なほか、4チャンネルのファンコントローラも装備している。前面の液晶パネルはやはりブルーに光る仕組みで、先に発売されているアナログ3連メーター「Musketeer」と組み合わせて使用すれば、見た目のインパクトは大きいだろう。
そのほか前面左に搭載するファンには、40mm角(29dB)のものを装備。一方右側に搭載する、4チャンネルのファンコントローラはそれぞれVGA/CPU/CASE/HDDに対応するほか、スイッチ背面は7色に光る仕組みとなっている。今回販売された製品はシルバータイプだが、ほかにブラックのタイプもあるという。価格は8979円となっているが、明日28日まで在庫があるかはかなり微妙な状況だ。
アナログ3連メーター「Musketeer」のブラックモデル | 未だ日本では未発売の製品だ | シルバーモデルは在庫がやや多めだ |
最後にアナログ3連メーター「Musketeer」の再入荷をまっていたユーザーに朗報だ。今回前述の2製品を販売しているツクモパソコン本店では、国内未発売の「Musketeer」ブラックモデルも入荷している。価格は5979円となっているが、こちらの在庫も少量となっている。
またシルバータイプの「Musketeer」は、DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館に再入荷されている。こちらの価格は5750円、在庫は約10個程度あるようだ。