“Barton”コアを搭載した「Athlon XP 2600+」 |
AMDの新CPU「Athlon 64」の正式発表を来週に控えた今日、“Barton”コアを搭載した「Athlon XP 2600+」のリテールパッケージ版が突如登場した。Athlon XP 2600+は元々“Thoroughbred”コアを搭載した製品だが、以前には同コアを搭載しながらもFSBが266MHzという変り種CPUも発売されている。
パッケージ左上には「With L2Cache OF 512KB」と記載されている | こちらは“Thoroughbred”コアのAthlon XP 2600+ |
発売された“Barton”コア版「Athlon XP 2600+」のOPNは“AXDA2600DKV4D”となっており、たしかにL2キャッシュを表す数字は“4”(512KB)になっている。また外観上も他の“Barton”コアを搭載した製品と同じく、Athlon XPよりコアが大きい(横長)くなっているのが確認できるほか、パッケージ左上には「With L2Cache OF 512KB」と記載されている。
“Barton”コア版「Athlon XP 2600+」(左)のOPNは“AXDA2600DKV4D”でL2キャッシュは“4”(512KB)になっている。ちなみに右は“Thoroughbred”コアを搭載のAthlon XP 2600+のOPNでL2キャッシュは256KB(3)となっている |
と若干ではあるが、当然“Thoroughbred”コア搭載FSB333モデルより高くなっている |
今回の“Barton”コア版の登場によりAthlon XP 2600+は“Thoroughbred”コア搭載FSB333モデル、“Thoroughbred”コア搭載FSB266モデル(バルクのみ流通)と合わせて全部で3種類の製品が存在することとなった。特に“Thoroughbred”コア搭載FSB266モデルの登場はマニアの間で話題となったが、今回の“Barton”コア版はどうなるのか気になるところだ。
価格はDOS/V パラダイス本店で1万3200円、DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館で1万3290円と若干ではあるが、当然“Thoroughbred”コア搭載FSB333モデルより高くなっている。
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