【WPC EXPO 2003 Vol.1】“WPC EXPO 2003”開催!マイクロソフトが“Microsoft Office System”をピーアール!
2003年09月18日 06時53分更新
17日から幕張メッセにてデジタル関連製品の総合展示会“WPC EXPO 2003”が開催された。今年は地上波デジタル放送パビリオンやインターネットITS/テレマティクスパビリオンなどを設けた“ホーム&パーソナルゾーン”、ユビキタスIDセンターパビリオン、バイオメトリクス認証体験コーナーなどの“ビジネスゾーン”が新設された。なかでも人だかりができていたのはバイオメトリクス認証体験コーナー。サイン認証、指紋認証、声紋認証など様々な認証方式が実際に体験可能となっていた。
初日の基調講演を行なった米マイクロソフト社プロダクティビティ&ビジネスサービス担当グループバイスプレジデントのジェフ・レイクス(Jeff Raikes)氏 |
また、初日の基調講演にはマイクロソフトコーポレーション プロダクティビティ&ビジネスサービス担当グループバイスプレジデントのジェフ・レイクス(Jeff Raikes)氏が挨拶にたち「(皆さんに“Microsoft Office System”を紹介できる)本日はわれわれにとって大きなマイルストーンだ」として各製品をアピールした。
ジェフ・レイクス(Jeff Raikes)氏の背後に映し出されているのが“Microsoft Office System”の製品群 |
『Microsoft Office Word 2003』がインターネットの情報とつながることのデモ。市場背景などについて書かれた文書に数字やグラフなどを入れてコンテンツを膨らませたいといった場合、雑誌の記事データベースにアクススすることもできる。一方でウェブサービスという技術を使って、社内のデータベースにアクセスするようにカスタマイズすることも可能だ |
『Microsoft Office Outlook 2003』からファイルをメールで他のメンバーに送る。ファイルを添付してメールを送信するだけで、実は共同作業を行なうためのワークスペースがサーバー上に作成されている。ワークスペースというのはひとことでいえばチームメンバーで情報を共有するためのウェブサイトで、このワークスペースを作成する機能がウィンドウズシェアポイントサービス |
『Microsoft Office OneNote 2003』搭載の『dynabook SS S9』を手に現われた(株)東芝の取締役執行役専務の西田厚聰氏 |
また、テキストや手書きのメモ、パソコンで録音した音声などをパソコン上で整理可能なデジタルノートアプリケーション『Microsoft Office OneNote 2003』の機能も紹介された。壇上に紹介された(株)東芝の取締役執行役専務の西田厚聰氏は、10月中旬発売予定となっている同アプリ搭載の『dynabook SS S9』を手に「今後1年で発売される400万台の東芝製ノートパソコンに『Microsoft Office OneNote 2003』が搭載される」予定だと挨拶した。『dynabook SS S9』では会場の東芝ブースでも展示されていた。
『dynabook SS S9』に搭載予定の『Microsoft Office OneNote 2003』 |
マイクロソフトのブース。ゆっくり落ち着いて座りながら操作してみることができる | ブール内のデモ風景 |