3R Systemから発売された「R101」 |
1万円を割る水冷キット「POSEIDON」のメーカーとしてもお馴染みの3R Systemから、3チャンネルのファンコントローラーを標準装備したATXケース「R101」が発売された。
中央には、ケース内の温度をデジタル式に表示させることも | 3チャンネルのファンコントローラーを標準装備 |
ファンコントローラーは前面に取りつけられたボタンで6段階(AUTO含む)まで調節可能となっている。もともと前面と背面には、12cm角のファンが取り付けられており、2チャンネルはその2つに割り当てられている。また中央には、ケース内の温度をデジタル式に表示させることもできる。
ファンコントローラーは6段階(AUTO含む)まで調節可能 | ケース横にはファンコンの使い方のほか、とびらの仕組みも記載されている |
ケース前面の扉を開けたら… | ケース側面にスライドさせることができる |
またドライブをカバーする前面扉も特徴。こうした扉が付いているケースは特に珍しくはないが、通常は開けたらそのままというものがほとんどで、長年使用していくうちに扉が取れてしまっているなどというユーザーも少なくないだろう。今回の「R101」のユニークな点は、扉背面に付けられたレール状のユニットによりケース側面にスライドさせることができること。たしかにこうしておけば、誤って扉にぶつかるということもないだろう。
電源は下向きに12m角ファンを1基搭載する400Wを装備 | ドライバやネジ類などの工具箱がついている |
ケース本体の仕様は、サイズ200(W)×430(H)×480(D)mmとなり5インチベイが4基、3.5インチベイが8基(シャドウ×7基)搭載可能だ。電源は下向きに12m角ファンを1基搭載する400Wを装備するなど、ケース内に標準で搭載されるファンにはすべて12cm角のものを使用するなど、静音性にも気を配った作りとなっている。また、シャドウベイにはあらかじめドライバやネジ類などの工具箱が取りつけられている点もうれしいところだ。価格はコムサテライト3号店で1万2800円、OVERTOPで1万3953円と仕様から判断すると安い印象を受ける。
【関連記事】