アップルコンピュータ(株)は1日、映像編集ツール『Final Cut Pro 4(ファイナルカットプロフォー)』のバンドルアプリケーションとして提供されている著作権フリーの音楽制作ツール『Soundtrack(サウンドトラック)』を単体製品として29日に発売すると発表した。
Soundtrackは、プロが録音した著作権フリーのオーディオループとサウンドエフェクトを4000種類以上収録しており、これらのサウンドを組み合わせることでオリジナルの音楽データを制作できるツール。制作中の音楽をリアルタイム再生しながら設定を変更することが可能。30種類以上のオーディオプラグインも付属する。
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また、検索エンジンにより、楽器/音楽ジャンル/ムードといったカテゴリーごとにサウンドを検索できる。対応フォーマットは、Apple Loops(Soundtrack用フォーマット)、AIFF、WAV、Acid。さらに、Mac OS Xのプラグインアーキテクチャー“Audio Units”に対応しており、他社のAudio Units対応エフェクトを追加することで機能拡張が可能。
対応OSはMac OS X 10.2.5以降。価格は3万4800円、学生や教育機関向けのアカデミック版は2万9800円。