ケーブル・アンド・ワイヤレス・アイディーシー(株)は30日、東京都内のメトロエリアに特化したGigabit対応の“ギガ専用線”サービスを8月1日に開始すると発表した。これはISPやASPなどの通信事業者や、都心部に拠点を複数持つ企業向けの広帯域専用線サービスで、データのバックアップ、iDC間のリアルタイムバックアップ、耐障害性の向上、ISP向けインターネットバックボーンとの直接接続などが主な用途。
シングルクラス |
デュアルクラス |
サービスクラスは、拠点間を迂回なしで提供する“シングルクラス”と、同社の中継回線区間を二重化し、障害が発生しても50ミリ秒以内に自動的にルートを切り替える“デュアルクラス”の2種類をラインアップする。提供するインターフェースは、1000BASE-SXと1000BASE-LXで、通信モードは全二重(オートネゴシエーション)。提供地域は東京都内の一部。
料金は、一時費用が回線終端装置設置工事費が1台あたり3万円、配線設置工事費が1拠点あたり3万円。月額費用は、シングルクラスの回線使用料が70万2000円、デュアルクラスの回線使用料が95万2000円で、回線終端装置使用料が1拠点ごとに2万円、配線使用料が1拠点ごとに4000円。