「AK77-600N」 | 所々に派手なカラーリングを使用している |
“KT600”搭載マザーボードのラインナップが序々に増えてきているが、今日はAOpenから「AK77-600N」が発売となった。South bridgeには、Serial ATA機能に対応しない従来の“VT8235”を採用しているが、似たような仕様のGigabyte「GA-7VT600-L」と同じく、価格は安くなっている。
空きパターンが確認できるので、上位モデルが用意されているのかもしれない | パッケージはすでに発売された「AX4CMaxII(右)」と同じようなデザイン |
オンボードインターフェイスは、どちらもRealtek製チップによるサウンドと10/100Baseイーサネット機能のみとシンプルだ。基板上には、Serial ATAチップ用やその他の空きパターンが確認できるので、上位モデルが用意されているのかもしれない。しかしSouth bridge周辺には、Serial ATAコネクタのパターンは確認できないので“VT8237”を採用したモデルは、また別の基板を使用すると思われる。そのほか拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1、DIMM×3という構成。ATX電源用コネクタは赤い色、PCIスロットは黄色など目立つカラーリングを施している点も特徴だ。
またマニュアルには、FSBが100~250MHzを1MHz刻みで、コア電圧が1.1~1.85vを0.05刻みで設定できるほか、メモリ電圧が2.5~2.8Vの間で変更可能という記述も見える。価格はスーパーコムサテライトで9450円、TSUKUMOeX.で9979円となっている。
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