HDDレコーダとしての機能
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画面3 HDDに録画した映像タイトルは、「アルバム」ライブラリとして管理される。画面は、リモコンからライブラリを一覧表示したところ。タイトルごとにロックをかけることも可能だ(南京錠のマークが表示されている)。 |
TransCubeとTVの接続は一般的なビデオデッキを接続する場合と同様だ。ビデオ入力端子は本体前面と背面に1系統ずつ備えており、BSチューナやビデオカメラの接続ができる。本体は厚手のA4ファイル程度の大きさなので、TVの脇に気軽に置くことできるだろう。ただし吸気口と排気口の位置の関係から横置きはできない。
本体背面上部にはPCと同じような排気ファンが設けられているが、動作音は非常に静かである。冷蔵庫など家庭内の電気製品のほうがうるさく感じられるほどだ。
PCによる初期設定が済んだ後であれば、付属のリモコンでTransCubeをビデオデッキのように使える。ただ、リモコンのボタンを押してから実際にチャネルが切り替わるのに2秒程度の時間がかかる点がちょっと気になる。リモコンに数字キーがついていてダイレクトに選局できたら良いのにと感じた。
TVを視聴中に録画ボタンを押すと、受信中の番組録画が始まる。「TS」と書かれたボタンを押すとTV画面がフリーズし、HDDへの録画が開始される。これは「タイムスリップ」と名づけられた機能で、フリーズ中に再生ボタンを押せばフリーズした時点からの続きを見ることができる。あるいはもう一度TSボタンを押すことでフリーズ以降の映像を保存しておき、後から見直すことも可能だ。この場合は、画面がフリーズ解除されて現在の時間軸での表示に戻る。TVの前を離れねばならない時などに便利な、HDDレコーダならではのタイムシフト機能である。
PRICE LIST 見積り書
(1) 有線LANと無線LANで2台のPCを接続する場合
- TransCube 10
(付属Ethernetケーブル3m、無線LAN PCカード×1) - 約10万円
- 合計
- 約10万円
TransCube 10の主なスペック | |
製品名 | TransCube 10 |
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HDD容量 | 80GB(100タイトル、1タイトル最大12時間) |
チューナ | 地上波(VHF1~12ch、UHF13~62ch)/CATV(C13~63ch) |
録画モード | 高画質:最大6Mbps/720×480ドット、約24時間 標準:最大4Mbps/720×480ドット、約36時間 長時間:最大2Mbps/352×480ドット、約72時間 |
EPG(電子番組表) | iEPG |
インターフェイス(通信) | 100BASE-TX/無線LAN(IEEE802.11b) |
ビデオ | S-VIDEO出力×1/コンポジット出力×1/S-VIDEO入力×2/コンポジット入力×2 |
音声 | ライン出力×1/ライン入力×2 |
サイズ(W×D×H) | 104×319×259mm |
重量 | 3.1kg |
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