(株)日立製作所と日本電気(株)は4日、“.NETフレームワーク”に対応し、“COBOL2002”規格に準拠したCOBOL開発環境を共同開発することで合意したと発表した。
COBOL2002規格は、2002年11月20日に新しく制定されたアプリケーション開発言語COBOLの第4次国際規格(ISO/IEC 1989:2002)で、1985年に制定された第3規格の仕様を包含しながら、Webサービスへの対応に向け、XMLなどのマークアップ言語やJavaなどのオブジェクト言語との連携を強化している。
共同開発にあたっては、日立が世界で初めて開発したというCOBOL2002規格対応アプリケーション開発言語『COBOL2002』の開発で培った新規格対応のノウハウを採り入れながら、“.NETフレームワーク”に対応した機能を両社が分担して開発することで、開発効率の向上を図る。両者は“.NETフレームワーク”に対応したCOBOL2002規格準拠のCOBOL開発環境を第2四半期に製品化する予定としている。