【NetWorld+Interop 2003 Tokyo Vol.6】APC、ラック収納型電源・空調ソリューション『InfrastruXure』を展示
2003年07月03日 20時00分更新
(株)エーピーシー・ジャパンは、6月に発表したデータセンター向けモジュール式ラック収納型電源・空調ソリューション『InfrastruXure(インフラストラクチャ)』の展示を行なっている。データセンターの規模によってTypeA、B、Cの3種類が用意されているが、ブース手前に展示されているのはTypeBだ。
(株)エーピーシー・ジャパンのブース。幅600×高さ2070×奥行き900(42U)mmのラックがズラリと並ぶ |
『InfrastruXure(インフラストラクチャ)』(TypeB) |
『InfrastruXure(インフラストラクチャ)』はラック列ごとに設置することで一括管理できる“ゾーンプロテクション”が可能となっているのが特徴で、TypeBはラック数10~100本に最適とされる。ホットスワップに対応しているバッテリーユニットを引き出し、モニタリングのためのLCDで警告を確認するなどの作業を来場者に説明しているスタッフの姿も確認できた。 構成は『Symmetra PX UPS』とラック型分電盤(PDU)、拡張バッテリーフレーム、そして19インチラック『NetShelter VX』が組み合わされる。ブースでも紹介されているが、TypeBは東京・調布にあるマイクロソフト(株)の技術センター“.NET Enterprise Solutions Lab”への納品実績を持つ。
ラックの一番下に搭載されていた『Air Distribution Unit』 |
さらに、オプション製品として注目を集めていたのが、ラックNetShelter VXの一番下に搭載されたAir Distribution Unit。ラックの下から風を吹きつけることによって、サーバー前面に冷気を送り込み、温度上昇を抑える。