【Networld+Interop 2003 Tokyo Vol.3】プロサイド、クラスタリングシステムやテラサーバー『TERArage 2780PME』を展示
2003年07月02日 23時20分更新
プロサイド(株)のブースではテラサーバーの『TERArage 2780PME』や同社オリジナルのクラスタリングシステムを展示していた。
クラスタリングシステムは『ClusterEdge』を採用。これはSCI(Scalable Coherent Interface)ネットワークカードと、ノルウェーのScali社の並列処理用ソフトウェアをワンパッケージにした製品だ。特にSCIネットワークカードについては、スピード的にもMyrinetカードより速いのが特徴として、カード本体の展示も行なっている。Xeon-2.40GHzを搭載した1Uラックマウントサーバー『Proside SV 2530PME-mini』を4台搭載、3Dレンダリングを並列処理するデモを行なっている。
プロサイドオリジナルのクラスタリングシルテム |
採用されているSCIネットワークカードの速度をアピール |
SCIネットワークカード |
また、テラサーバーの『TERArage 2780PME』は、ホットスワップに対応した16個のHDDベイを用意している。マザーボードにはインテル製『SE7501BR2』を採用し、米3Ware社のSirial ATA RAID CARDを2枚、最大容量4TB(テラバイト)まで搭載可能。80mm角ファン×3、40mm角ファン×3といった6つの冷却ファンを搭載する。TERArageサーバーは「ある有名国立大学からのご依頼でU160-SCSI並の高速性能と大容量、高信頼性、従来のものに比較して数十分の一というような低コストを目指して共同開発したもの」とのこと。詳細はこちらのインタビューを参照していただきたい。
『TERArage 2780PME』 |
『TERArage 2780PME』内部。3WareのSirial-ATA RAID CARDが2枚差さっている |