グレープシティ(株)は18日、帳票などの文書の生成と印刷を支援するActiveXコンポーネント『VS-VIEW 8.0J』(VSビュー)を発売すると発表した。7月下旬にダウンロード販売を開始し、8月下旬にパッケージ版の販売を開始する。
『VS-VIEW 8.0J』は、『VS-VIEW 8.0J Classic Edition』と『VS-VIEW 8.0J Reporting Edition』の2つのエディションをラインアップする。『VS-VIEW 8.0J Classic Edition』は、作成中の文書やレポートのフィールドに専用のプロパティーやメソッドを利用してハイパーリンクを埋め込む新機能を搭載するのが特徴。埋め込まれたハイパーリンクは出力したHTMLファイルやPDFファイルにも反映される。『VS-VIEW 8.0J Reporting Edition』は、『VS-VIEW 8.0J Classic Edition』の機能に加え、Microsoft Accessのレポートをインポートする機能や、Visual Basicのフォーム作成と同様の操作性を備えた“レポートデザイナ”などを搭載する上位製品。オブジェクトなどの重なりの順序“Zオーダー”の指定がレポートフィールドにも対応したほか、フィールドの追加情報を保存する“Tag”プロパティーなどの機能も追加されている。QRCode、PDF417など17種類のバーコードを出力できるコンポーネント『GrapeCity BarCode 2.0J』も付属する。
『VS-VIEW 8.0J Reporting Edition』デザイナーを利用してレポートのレイアウトを作成 | 『VS-VIEW 8.0J』ハイパーリンクの制御を自動的に処理 |
動作環境は、Windows 95(SP1以上)/98/NT 4.0(SP3以上)では、Visual Basic 5.0/6.0、Visual C++ 6.0。Windows Me/2000/XPでは、Visual Basic 6.0、Visual C++ 6.0。Internet Explorer 4.01(SP1)以上。
価格は、『VS-VIEW 8.0J Classic Edition』のダウンロード版が4万6000円、パッケージ版が5万8000円、『VS-VIEW 8.0J Reporting Edition』のダウンロード版が7万8000円、パッケージ版が9万8000円の予定。