デルコンピュータ(株)は、9日の日本ヒューレット・パッカード(株)(以下、日本HP)の発表と同じIDCの資料から、デルコンピュータが2003年第1四半期にIAベースのLinuxサーバ出荷台数で1位となったことを発表した。
9日の日本HPの発表は、出荷金額ベースで1位となったことだが、今回のデルコンピュータの発表は、出荷台数シェアで1位となったというもの。シェアは23.8%で、8期連続で出荷台数シェア1位となっているという。
デルコンピュータは、昨年(株)ツタヤ オンラインの基幹データベースシステムを『Oracle9i RAC』と『PowerEdge』、『MIRACLE LINUX』で構築するといった実績があり、UNIXからLinuxへの移行をターゲットに、『Oracle9i』と『PowerEdge』を組み合わせたLinuxシステム提供を進めている。
同社のプレスリリースでは、今後もLinuxなどを利用した顧客のTCO削減を推進すること、今後さらにLinuxソリューションを強化することなどが述べられている。