(株)メディアフュージョンは13日、同社のウェブサイト内に、iモード対象のXMLアプリケーション構築用ウェア『EsTerra Mobile Ware 'Cell Phone Edition'』のデモサイトをリニューアルオープンした。同製品は同社の『EsTerra XML Storage Server』を核としたサーバーシステムの開発ツールとクライアントシステムの開発ツールとして位置付けられている。
このデモサイトは、iモード対応端末でアクセスすれば、SVG地図データとPOIX位置データを保持した地図検索サイトが閲覧できるというもの。SVGは、XMLによって記述されたベクターグラフィック言語で、データが軽い、拡大縮小が自由に行なえる、スクリプトなどを埋め込む事ができるという特徴を持つ。POIXは、XML1.0を使用して設計されている位置情報記述言語で、位置を中心としてさまざまな情報を表示できる環境を提供する。
同製品は、HTTPプロトコル通信コンポーネント機能、SVGドキュメントハンドリング機能、外部インデックスオプション等の機能を搭載した『Mobile Ware Server』をはじめ、iモード用のウェブ画面をPC上で作成するための『Mobile XLeaf for DoCoMo』、SVGに対応した地図情報表示アプリケーション『SVG ブラウザ for DoCoMo』、『SMIL対応コンポーネント』からなる。価格は、Windows版が450万円、Linux版が2CPUまで550万円、3CPU以上は1CPUあたり275万円、Solaris版(6月発売予定)は2CPUまで750万円、3CPU以上は1CPUあたり375万円。