米インテル社とエルピーダメモリ(株)は3日、インテルがエルピーダに対して約1億ドル(約120億円)を出資することで合意したと発表した。出資は、無議決権株式の取得により行なわれる。
エルピーダは、この資金を、同社の広島工場の300mmウエハー/サブ0.11μmプロセス技術を利用するDRAMの生産能力の増強に割り当てる予定。
併せて、新しいDRAMアーキテクチャーの開発に必要とされるロードマップについて情報交換を行なう計画などを含む、複数年にわたる契約に署名したことも発表した。ただし、合意に関する詳細については非公表となっている。