マウンテンビュー・データ(株)は、NASソフトウェアアプライアンス製品『MVD Powered NAS 2.0』を30日に発売する。
『MVD Powered NAS 2.0』 |
『MVD Powered NAS 2.0』は、カーネル 2.4.19ベースのLinuxとNASソフトウェアをセットにした製品。ファイルシステムのログをベースにスナップショットをとることができる独自のファイルシステム『snapfs』のモジュールなどが組み込まれている。対応クライアントはWindows(CIFS/SMB2.2)、Macintosh(AFP)、UNIX/Linux(NFS V3)など。管理はWebベースのインターフェイスを利用して行なう。
『MVD Powered NAS 2.0』管理画面。ファイルシステムのスナップショットを作成するスケジュールなどを指定できる |
『MVD Powered NAS 2.0』のおもな機能は以下のとおり。
- データの差分のみをバックアップするスナップショット機能
- LVMによるオンラインボリューム拡張機能
- Windows NT/2000ドメイン認証、NISクライアント対応機能(Active Directoryは未対応)
- ディスククォータ機能
- 複数のRAID装置を接続してプールする機能
- DHCP/NTPクライアント機能
対応するハードウェアは、米IBMや米Hewlette Packard、米Dell Computerなどのメーカー製IAサーバとなる。動作検証はマウンテンビュー・データで行なうという。
『MVD Powered NAS 2.0』の価格は29万8000円で、3カ月のメールサポートが付属する。販売は同社販売代理店および同社Webサイトを通じて行なう。