ボーランド(株)は27日、同社のJava開発システムを新しい製品ラインナップで提供すると発表した。新ラインナップで提供されるのは、Java開発環境『Borland JBuilder 9』日本語版と、パフォーマンス検証ツール『Borland Optimizeit Suite 5.5 for Java』日本語版。
今回ラインナップに追加された『Borland JBuilder 9 Developer』のパッケージ |
『Borland JBuilder 9』の製品ラインナップは、J2EEアプリケーション構築に対応し、Optimizeit Suite 5.5 for Javaを搭載した『Borland JBuilder 9 Enterprise』、Strutsに対応したウェブアプリケーション開発をサポートする『Borland JBuilder 9 Developer』、Javaの学習および個人開発者向けの『Borland JBuilder 9 Personal』の3つに変更された。また、既存のテクニカルサポートに加え、年間のバージョンアップサービスを提供する“スタンダードサポートプログラム”が新たに用意される。
『Optimizeit Suite 5.5 for Java』は、メモリーリーク箇所を特定する“自動メモリリーク検出機能(AMLD)”や、コード変更がどれだけパフォーマンスに影響を与えるかを分析できる進捗追跡機能“Progress Tracker”などを搭載、またパフォーマンス管理能力を向上させたという。
価格は、『Borland JBuilder 9 Enterprise』が50万4000円、『Borland JBuilder 9 Developer』が9万8000円、『Borland Optimizeit Suite 5.5 for Java』が28万8000円。いずれも発売日は6月17日。また、『Borland JBuilder 9 Personal』は、8月より無償ダウンロード可能。