(株)東芝は26日、エントリークラスのIAサーバーの新製品として、Xeon-3.06GHzの2-Wayに対応した『MAGNIA(マグニア)3310』の販売を同日付けで開始すると発表した。出荷開始は6月30日で、価格は57万円から。
『MAGNIA3310』(左がラックタイプ、右がタワータイプ) |
『MAGNIA3310』は、E7501チップセットを採用し、Xeon-3.06GHz/2.40BGHz/2GHzを最大2個、HDD(Ultra320 SCSI)を最大8台(1168GB)、メインメモリーを最大12GBを搭載できるほか、1000BASE-Tと100BASE-TXを各1ポート装備するのが特徴。メモリーの複数ビット障害を自動的に修正する“Chipkill機能”に対応したDDRメモリーや、ホットプラグ対応のHDD/電源、冗長構成可能な冷却ファンとLANカードを採用する。オプションとして、論理的にランダムな書き込みデータを物理的に1つのストライプにまとめて書き込みを行なう独自の“RAID Booster”機能を搭載したRAIDコントローラーを用意する。
筐体は、タワータイプとラックタイプの2種類を選択できる。本体サイズと重量は、タワータイプが幅213×奥行き655×高さ465mmで40kg、ラックタイプが幅445×奥行き635×高さ211mmで44kg。OSは、Windows 2000 Server/Windows Server 2003 Standard Edition/なしを選択できる。電源はAC100Vで消費電力は最大650W。価格は、タワータイプでOSなしの場合、57万円から、ラックタイプでOSなしの場合、62万円から。アプリケーションとして、サーバー監視ソフト『HarnessEye/web』を標準で搭載しており、遠隔地の管理者端末から複数のサーバーの監視や電源制御が行なえるほか、OSがダウンしていても警告通知を行なえる機能を搭載する。