MaxtorのIDE HDDといえば「DiamondMax~」という名称でお馴染み。このほか旧Quantumから引き継いだ名称である「Fireball」シリーズとあわせ、ここしばらく2本立てのラインナップでリリースされてきたが、本日久しぶりに新シリーズが加わることになった。容量250GBの「Maxline II」、型番は“5A250J0”だ。
外観は「DiamondMax 16」とほとんど変わらず、ラベルのシリーズ名称と型番だけが識別点 |
回転数は5400rpmとなっており、同じく5400rpmの現行シリーズ「DiamondMax 16」の上位版もしくは後継という位置付けと見られる。バッファ2MB、Ultra ATA/133対応、型番末尾の“J0”が示す通り流体軸受は搭載せず、と目新しいところはないが、データシートによると平均シークタイムは「DiamondMax 16」の12.6msから10.0msへと高速化されている。価格はスーパーコムで3万9800円、TSUKUMO eX.で4万2799円。
なお発売日は未定だが、今回の250GBモデルのほか、最大容量記録を更新する300GBモデル“5A300J0”も予定されている。またSerial ATAインターフェイスモデルも存在する7200rpmの「Maxline Plus II」もあわせてデータシートに記載されており、こちらも注目だ。
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