米MontaVista Softwareは、オランダPeek Trafficの交通管理システムのOSに『MontaVista Linux』が採用されたと発表した。
Peek Trafficは、交通管理、道路管理、駐車場管理のためのハードウェア、ネットワークなどのサービスを提供している企業。今回『MontaVista Linux』を採用したのは、信号管理システム『EC-1』、公共交通機関管理システム『MVS』、道路情報提供システム『Traffic Box』、OSDF(Open Shortest Path First)プロトコルをサポートするMDSLルータなどの機器だ。いずれもPowerPC搭載ボードを採用しているという。
同社は『MontaVista Linux』を採用したメリットとして、交通管理ソリューションの開発にフォーカスできるようになったこと、オープンなアーキテクチャのOSを採用したことでさまざまな地域で装置を提供できるようになったことなどを挙げている。