(株)アトラスは27日、(株)タカラに株式譲渡を行なうことを前提に、業務提携で基本合意したと発表した。アトラスの発行済み株式のうち30.2%となる372万株をタカラに譲渡する。株式の譲渡価格は1株あたり524円で、総額19億4928万円。
両社は、6月に開催する予定の両社の定時株主総会での承認を得て、同社の取締役会長の原野直也氏がタカラ取締役(非常勤)に、代表取締役社長の岩田松雄氏がタカラ取締役に就任し、アトラス取締役(非常勤)にタカラ取締役社長の佐藤慶太氏が、アトラス代表取締役社長にタカラ代表取締役副社長の奥出信行氏が就任する予定。
今後、タカラ子会社の(株)タカラアミューズメントとの事業統合も視野に入れ、オリジナルコンテンツを生かした新規事業開発や、提携の具体化を進めるとしている。