米エヌビディア(NVIDIA)社と米IBM社は現地時間の26日、複数年の戦略的提携を締結したと発表した。これにより、次世代のGeForceグラフィックスプロセッサー(GPU:Graphics Processor Units)をIBMが製造することになる。
今回の提携は、GeForce FXなどの最先端GPUには膨大な演算処理能力が必要となることから、IBMの銅配線技術や、数年以内に実用化される予定の65nm(ナノメートル)プロセスといった最新の製造技術が必要になるため。IBMは夏にニューヨーク州イースト・フィッシュキル(East Fishkill)の300mmウエハー対応の製造工場で次世代GeForceプロセッサーの製造を開始する予定という。