ニフティ(株)は17日、インターネット総合サービス“@nifty(アット・ニフティ)”において、次世代インターネットプロトコルのIPv6を利用した“@nifty IPv6接続サービス”の試験サービスを20日に開始すると発表した。これはIPv6対応製品やアプリケーションを開発するユーザー向けのサービスで、IPv6アドレスがプラグ&プレイで自動的に割り当てられるのが特徴。また、IPv4/v6デュアルスタック方式を採用しており、IPv4とIPv6の同時接続も行なえる。
対象となるユーザーは、(株)アッカ・ネットワークスのADSL回線を利用した接続サービス(12Mコース)、またはイー・アクセス(株)のADSL回線を利用した接続サービス(東日本エリア)を利用している@nifty会員。試験サービスを利用するにはWindows XPを搭載したパソコンとIPv6に対応したブロードバンドルーターが必要。利用料金は月額2400円(別途ADSL接続料が必要)。
同社では、今後、情報家電などに対応したIPv6接続環境の拡充、@niftyコンテンツのIPv6対応、IPv6技術を利用した独自コンテンツの提供などの取り組みを進めるという。