(株)メディアキャストは12日、BS/CS110/地上波に対応したデジタルデータ放送用BML(Broadcast Markup Language)編集ツール『Foliage(フォーリッジ)』を発売すると発表した。価格は1ライセンスが98万円。3月末に出荷を開始する。
『Foliage』 |
『Foliage』は、(社)電波産業界(ARIB)が策定したデジタルデータ放送規格(BS/CS110/地上波)すべてに対応したのが特徴。ウェブコンテンツを制作する感覚で、対応コンテンツを制作できる機能を搭載しており、シーン(BML)ごとに編集可能なワークウィンドウでは、テキスト入力とGUIを利用した入力が可能。BML構文チェック/ ECMA Script構文チェック/モノメディアのARIB規格チェック/ BMLのARIB運用規約チェック機能も搭載する。対応機種はPentium III-450MHz以上/128MBメモリーを搭載したパソコンで、対応OSはWindows XP/2000 Professional/NT 4.0。
同社のモノメディア編集ツール『SceneCreator DD』を併用することで、シームレスなデジタルデータ放送用BMLコンテンツ制作環境を構築できるという。