キヤノンシステムソリューションズ(株)ソフトウェアプロダクト部は7日、2D/3D汎用CADソフト『TURBOCAD v8(ターボキャドv8)シリーズ』を20日に発売すると発表した。
『TURBOCAD v8シリーズ』のパッケージ。左から、Professional、Standard、TURBOSketch |
今回発表された新バージョンは、各種パレットが追加されたほか、製図機能の強化、3Dモデリングやレンダリングエンジンの強化などが図られている。また、操作マニュアル/導入ガイドを一新したという。製品ラインアップは、上級者向けの2D/3D対応CADソフト『TURBOCAD v8 Professional(プロフェッショナル)』、スタンダードな2D/3D対応CADソフト『TURBOCAD v8 Standard(スタンダード)、2D対応CADソフト『TURBOSketch v8(ターボスケッチv8)』の3種類が用意される。
Professionalは、可変半径によるエッジ処理が可能になったほか、壁/開口部/屋根といったオブジェクトの追加/編集も行なえる。さらに、デザインディレクタやパートツリーパレット、マテリアルパレット、ルミナンスパレット、環境マップパレットを搭載する。またStandardは、雲形の挿入、最短距離の直線挿入、複数直線の縮小/延長が可能となった。TURBOSketchは、DWF/BMP/EPS/JPEGファイルでの出力に対応、壁ツールや最短距離の直線挿入、雲形の挿入、複数直線の縮小/延長といった機能を搭載する。
価格は、Professionalが7万8000円、Standardが3万8000円、TURBOSketchが1万2800円。対応OSはWindows 98/Me/2000/NT4.0/XP。