アミカイ(株)は28日、企業向けオンライン翻訳サービス“Amikai Enterprise”の提供を同日付けで開始すると発表した。同サービスは、Amikai翻訳プラットフォームを利用するもので、他国語からの有効な情報の取得や、広い視野での市場の分析、競合製品についての調査などが短時間、低コストで可能になるとしている。
“Amikai Enterprise”では、“AmiClick”機能として、Microsoft Office 97/2000/XP(Excel、Word、PowerPoint、Outlook、Outlook Express)から、文書などのレイアウトを保ったまま、ワンクリックで翻訳が可能という。Excel、Word、PowerPoint、Outlookではプラグインとしてアイコンメニューへ追加できる。また、ウィンドウにテキストをコピー&ペーストして翻訳する“翻訳パッド”も利用できる。インターフェースは日本語/英語のバイリンガル対応で、双方向翻訳が行なえる。“名詞辞書”は企業ごとにカスタマイズでき、セキュリティーはSSLに対応する。そのほか、ユーザーサポート用のウェブサイト“Amikai Enterpriseセンター”も用意する。
料金は、サービスライセンス(10ユーザーアカウント)が月額6万5000円。同社では、今後、日本語/英語以外のアジア言語もサポートするとしている。