(株)イーエルティは、組み込みLinux開発者向けに『MontaVista Linux』ベースの実践トレーニングコースを新たに開設すると発表した。
イーエルティは、これまでもデバイスドライバ開発コースや『MontaVista Linux Jump Start Course』といった組み込みLinux開発者向けのトレーニングコースを用意している。今回新たに開設された実践トレーニングコースは、モバイル機器やデジタル家電、車載機器、通信機器などのシステム開発者をターゲットに、実務に即したトレーニングを行なうとしており、『MontaVista Linux』と評価ボードを利用したOSの設定やデバッグ、システムの実装といった実習が中心になる。
新たに開始されるトレーニングプログラムは以下の2つ。
- ELT-3100 組込みLinux速習コース
- Linuxによる組み込みシステム開発を初めて行なう技術者向けに、Linuxの特徴からデバイスドライバの基本、カーネル再構築などの基本技術習得を目指す。
- ELT-3800 ブートローダポーティングコース
- カスタムハードウェアにLinuxをポーティングする際に必要となる、ブートローダやデバッグツールについて習得する。
各コースとも日程は3日間で、受講料は1人20万円。申し込みはイーエルティのWebサイトを通じて行なう。