ピーアンドエー
7800円
(ダウンロード版:4800円)
『GOOD』
- 極めて簡単な操作でバックアップCDが作成できる。
- 読み出しイメージの利用も可能。
『BAD』
- リード部とライト部が完全に分けられており、必ず2段階の操作が必要となる。
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●【メインウィンドウは極めてシンプル】 左(1)がCDをイメージ化する「BlindRead」、右(2)がイメージをCD-R/RWに書き込む「BlindWrite」を起動するボタンだ。 |
CDライティングソフトの単体販売で現在、非常に大きなシェアを持ってるのがプロジーの「CloneCD4」。バックアップCDの作成に機能を絞ったソフトながら、プロテクトCDを含む、さまざまなフォーマットのCDをバックアップできることから人気が高い。そのCloneCDの対抗馬となり得るソフトが、ピーアンドエーから登場した「BlindWrite Suite 4J」。このBlindWrite SuiteはCDのイメージを読み出す「BlindRead」、イメージを書き込む「BlindWrite」に分かれているのが特徴的だ。
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●【CDを入れてボタンを押すだけ】 基本的な操作は非常に簡単。コピーしたいCDをドライブに挿入して、ボタンを押していくだけ。 | | ●【プロテクトCDの読み出しは時間がかかることも】 わざとエラーを埋めこんだプロテクトCDの場合などは、読み出しにかなりの時間を要することもある。 |
ただ、機能的にはCloneCDとほぼ同じ。一般にプロテクトCDと呼ばれるものは、故意にエラーセクタを埋め込んだり、TOCに偽情報を書き込むなどしているが、BlindReadはCD-RWドライブが持つRAWモードと呼ばれる機能を利用し、プロテクトごとCDをイメージ化するのだ。よって、プロテクトCDの読み出しにはRAWモード対応のドライブが必要。ピーアンドエーのサイトには対応ドライブリストへのリンクがあり、最近のドライブなら大抵利用可能だ。しかし、プロテクトによってはさらにドライブが限定されるケースも存在する。
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●【BlindWriteでイメージを書き込み】 イメージができたら、今度はそのデータをCDに書き込む。こちらも操作は簡単。 |
読み出したCDイメージはBlindWriteでCD-R/RWメディアに書き込むことでバックアップが完成するが、そのほかフリーの仮想CDソフト「DAEMON Tools」を用いることで、このCDイメージをシステムにマウントすることも可能だ。ただし、市販ソフトのバックアップCD/CDイメージを不特定多数の人に譲渡・配布するなど、不法な行為は行わないよう注意してほしい。
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●【音楽CDも作成可能】 MP3、WMAなど音楽ファイルが含まれるフォルダを指定することで、それらを基にした音楽CDも作成できる。 |
価格は7800円。CloneCDの9800円と比べると格安なほか、ダウンロード販売なら4800円とさらに安い。CloneCDの牙城を崩せる注目のソフトと言える。
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●【フリーの仮想CDソフトで利用】 BlindWrite Suiteとは直接関係ないが、BlindReadで読み出したデータは、フリーの仮想CDソフト「DAEMON Tools」でも対応している。 |
BlindWrite Suite 4Jの主なスペック |
製品名 |
BlindWrite Suite 4J |
OS |
Windows 95(OSR2以降)/98/Me/2000/XP |
CPU |
Pentiumクラス-200MHz以上 |
メモリ |
64MB以上 |
HDD |
10MB以上 |
CD-R/RWドライブ |
Disk At Once対応ドライブを推奨 |