「ATLANTIS RADEON 9100」 |
Sapphireから、ATI製ビデオチップ“RADEON 9100”を搭載したビデオカード「ATLANTIS RADEON 9100」バルク版が発売された。“RADEON 9100”については、ショップの話によればすでにリリースされている“RADEON 8500”が現行の“RADEON 9000”よりもパフォーマンスが上だということで、ラインナップ上のつじつまを合わせるために名称を変更されたものではないかとのこと。しかし、ATIのサイトにある“RADEON 9100”についての情報量はあまりに少なく、断定はできないだろう。動作クロックについては、Sapphireサイトによればそれぞれコアクロック250、メモリクロック230MHz(DDR 460MHz)となっている。ただし、今回発売されたのはバルク版なので、変更されている可能性もあるだろう。ビデオチップ上にはATIのロゴがついたファンを搭載、搭載メモリはDDR SDRAM 64MBとなっている。ブラケット部のインターフェイスはVGA/DVI/Video-OUTという構成だ。価格は、OVERTOPで1万1429円、クレバリー1号店とUSER'S SIDEで1万1480円、コムサテライト2号店で1万1780円、アークで1万1800円となっている。
インターフェイスはVGA/DVI/Video-OUT | ドライバCDにはRADEON 8500という表記も見える | カード裏面のシールにはRADEON 9100としっかり印刷されている |
「MAYAII R9500」 |
また、GigabyteからはATI製“RADEON 9500”搭載ビデオカード「MAYAII R9500」が発売された。主なスペックはAGP 8X対応、コアクロック275MHz、メモリクロック270MHz(DDR 540MHz)のDDR SDRAM 64MBを搭載、ブラケット部のインターフェイスはVGA/DVI/Video-OUTとなっている。スクウェア製「FINAL FANTASY XI for Windows」がRADEON 9700 PRO/9500PRO搭載ビデオカードでの動作確認を取ったという話もあることから、これからのRADEONファミリーには注目かもしれない。価格はアークで2万1480円、スパーコムサテライトで2万2500円、TSUKUMO eX.で2万2799円で販売中。
インターフェイスはVGA/DVI/Video-OUT | RADEON搭載の製品は、同社を含めかなりの種類が発売されている |