Supermicroから、ServerWorks製FSB533MHz対応版“Grand Champion LE(GC-LE)”チップセットを搭載したデュアルXeonマザー「X5DL8-GG」が発売された。FSB533MHzに対応するサーバ用Xeonチップセットとしては“E7500”の後継にあたるIntelの“E7501”が予定されているが、登場はしばらく先になりそうな気配。よって、FSB533版Xeonデュアル、というサーバ用マザーは現状でこの製品が唯一の選択肢となる。
ちなみにエントリーサーバ/ワークステーション用ならば“E7505”がFSB533MHzに対応しすでに登場済みだが、こちらは未だに入手困難となっている。
PC2100(DDR 266)およびPC1600(DDR 200)DDR SDRAMに対応、マニュアルによるとレジスタードタイプのみサポートしDIMMスロットは8本、最大メモリ容量は16GB。サーバ用ということでAGPスロットは持たず“Rage XL”チップがオンボード。拡張スロットは64bit/133MHz PCI×1、64bit/100MHz PCI×5。
Adaptec製“AIC-7902”チップによる2チャンネルのUltra320 SCSIインターフェイスがオンボード、また2ポートのギガビットイーサネット機能をそなえるが、Intel“82540EM”とBroadcom“BCM5703”という2種類のコントローラチップの混載となっているのが目を引く。価格はぷらっとホームで10万2800円。
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