「ZM-80HP」 |
9月14日にお伝えしたSIGMACOMのGeForce4 Ti 4200搭載ビデオカード「SVTi4200-128HS」。この製品に搭載されていたZalmanTechの巨大なヒートパイプ付きヒートシンクの単体販売がはじまった。今回店頭に並んでいるのは、SIGMACOMに搭載されていたものと同等と思われる「ZM-80HP」と、ZM-80HPよりも小さな「ZM-50HP」の2種類だ。
同梱マニュアルの一部 |
両製品ともヒートシンクを構成するパーツがばらばらに入っており、自分で組み立てるタイプ。ZM-80HPはFront Side HeatSink、Front Side Heatsink Base Assembly(2種類)、Heatpipe、Back Side Heatsink Base Assembly(2種類)、Back Side Heatsinkといった主な5つのパーツから成り立っており、これを左写真のようにネジ留めしていく。ヒートパイプとベースにはグリスを塗らなければならなかったり、ヒートパイプの角度についての注意が掲載されていたり(ホームページ)と組み立てが難しそう。上級者向けのパーツといった印象をうける。同社ではZM-80HPをGeForce2 GTS、Ultra、Ti、GeForce3 Ti、GeForce4 Ti、and Radeon 8500クラスのカード向きとしている。おまけ風にドライバーが付属する。
■ZM-80HPに同梱されている主要パーツ一方のZM-50HPは、Front Side HeatSinkとBack Side Heatsinkのサイズがひとまわり小さくなっているのが大きな違い。こちらはGeForce2 MX/GeForce4 MX/Radeon7000/7200/7500対応となっている。 両製品とも、Matrox ParheliaやVoodoo5には対応していないので注意が必要。また、Front Side Heatsink Base Assemblyがビデオカードのヒートシンク装着ホールを利用する形になるため、基板にヒートシンク用の穴のないビデオカードには使用不可となる。販売を開始したショップと価格は以下の通り。
21日現在の価格情報
- | ZM-80HP | ZM-50HP |
---|---|---|
クレバリー1号店 | \3,980 | \2,980 |
高速電脳 | \4,480 | \3,480 |
コムサテライト1号店、2号店 | \4,480 | \3,580 |
コムサテライト3号店 | \4,800 | \3,800 |