(株)ネットハンズは9日、(株)エシックスと提携し、対面取引専用端末『Cash Hands端末機』を利用するクレジット決済支援サービス“CASH HANDS SYSTEM(キャッシュハンズ・システム)”の提供を9月中旬に開始すると発表した。利用料金は、企業間取引(B to B)向けが、端末年間使用料、ソフト/サーバー使用料込みで48万円の予定。エンドユーザー向け取引(B to C)については、PDAや携帯電話を利用するサービスを低価格で提供する予定としている。
同システムを利用することで、クレジット会社と契約しなくても、中小企業や無店舗企業、移動店舗などで、クレジットカードによる決済が、リアルタイムで行なえるようになるという。通信にはインターネットを利用し、個別情報と与信情報にはSSLと特殊プロトコルを利用する。処理後2週間で現金が振り込まれるという。利用できるクレジットカードは、VISA、MasterCard、JCBなどの主要カード。
サーバー上のシステム管理と端末の提供などをエシックスが担当し、販売をネットハンズが担当する。売り上げ目標は、初年度が5000万円、3年後に10億円としている。
ネットハンズ(問い合わせ先:TEL.03-5214-5155)