(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは29日、16MBのメモリーを内蔵したデータカード型PHS『P-in memory(ピー・イン メモリ)』のソフトウェアのバグ修正プログラムの提供を開始するとホームページで告知した。
『P-in memory』 |
バグの内容は、データ通信終了時にP-in memoryがパソコンからの通信終了信号を受けたタイミングと、P-in memoryの電源電圧監視処理の実行タイミングが一致した場合に、次回からのデータ通信が行なえなくなるというもの。発生頻度は、0.01%と推定されるとしている。対象となる製品は、27日の時点で約3万台。
8月31日に、ホームページに改修用ソフトを掲載し、ダウンロードできるようにするほか、ドコモショップの故障窓口で端末の改修を実施する。また、9月中旬に、改修用ソフトのCD-ROMを同封したダイレクトメールをユーザーに送付するとしている。なお、新規に販売する端末は改修済みになっているという。