世代的な理由か、このところPC業界にも進出が進んでいる『機動戦士ガンダム』関連グッズ。“ガンダム総本山”のバンダイからもこれまでになく手の込んだ製品が登場、本日アキバに出現した。モビルスーツ“ザク”の頭部を模ったデジタルカメラ「Digital Mono Eye MS-06 ZAKU II」、本体デザインは原作メカニックデザイナーの大河原邦夫氏が書き下ろしたものを採用、という気合の入れようだ。
目にあたる“モノアイ”の部分にそのままCMOSカメラを仕込み、USB接続によるPCカメラとして、また同梱のバッテリーユニット(単3電池2本)を取り付けてデジタルカメラとしても使用できる。
PCカメラとして使用する際は、クリップによってPCに取り付けるというごく普通の使い方もできるが、もう1つ心憎い設置法が用意されている。カメラ本体は、同社より発売されているプラモデル「パーフェクトグレード MS-06 ZAKU II(量産型)」の頭部とそっくり取り替えられるようになっており、立たせたプラモデルをPCカメラにすることができるのだ。
さらに付属のソフトウェアにより、カメラからの映像をモビルスーツのコクピットを再現した画面上に表示したり、収録されている背景画と組み合わせてジオラマ映像を作成できるという“アツい”機能もそなえている。
PCカメラとしてだけでなく、単体でデジタルカメラとして使用することも可能 |
NetMeetingに対応し、CMOSセンサの画素数は30万、解像度は640x480ピクセル。デジタルカメラモードの際の記録枚数は高画質モードで19枚、標準画質モードで78枚。動画撮影は15秒間まで、フレームレートは15fpsとなっている。価格はクレバリー1号店とWonderCityで1万1800円。
【関連記事】