ダイナコムウェア(株)は27日、フォントパック『DynaFont Type X ATM-CID(ダイナフォント タイプ エックス エーティーエムシーアイディー)150』(Macintosh版)を9月20日に発売すると発表した。価格は4万8000円。
また、Windows用の外字管理システム『外字サーバ EV(ガイジサーバ イーヴイ)』を9月2日に発売する。
『DynaFont Type X ATM-CID150』は、日本語フォントを150書体収録。Adobe Acrobat4.0以降に対応しており、PDFファイルへのフォントエンベッド(埋め込み)、Adobe IllustratorやInDesignでは文字のアウトライン化にも対応しており、拡大・縮小や3Dロゴの作成などが可能。また、Adobe Illustrator 5.5J以降、InDesign、TextEditなどのアプリケーションの字体切り替え機能に対応しており、JIS78/エキスパート/旧字体情報や文字詰め情報がフォントデータに含まれる。
動作環境は、OSがMac OS 7.6以降、9.x、Mac OS Xで、Mac OS 9.x使用時は、Adobe Type Manager 4.5.2J以降が必要。HDDには1書体につき、約2.3MBから13MBの空き容量が必要。対応機種は以上のシステムに必要なRAMを持つ680x0、PowerPC、PowerPC G3/G4を搭載するMacintosh。
『外字サーバ EV』は、クライアント/サーバーのネットワークで接続されたすべてのユーザーが外字を利用できるようになるシステムで、外字データベースとして、汎用機メーカー文字セットと、CNS漢字5万字を搭載している。
外字を作成してサーバーに登録する外字作成機能を持ち、ダウンロードした外字はすべてTrueTypeフォントとしてシステムインストール済みのTrueTypeフォント(ダイナフォント)と自動的にリンクされる。