ソニー(株)は20日、1Mbps以上で常時接続しているブロードバンドユーザー向けに映像コンテンツを提供するブロードバンドサイト“adTV(アドティービー)”の運営を21日に正式に開始すると発表した。テスト運用は4月1日に開始している。
“adTV”は、同社が提供するブロードバンドコミュニケーション空間で、“ad(広告)”、“adventure(冒険)”、“advanced(先進性)”などの意味が込められたサイトで、ソニーグループの映像情報“ジェム”などの映像コンテンツを利用して、同社のビジネス、企業としての多面性や方向性を視聴者に感じとってもらうことを目的としている。コンテンツは、オンデマンドのストリーミング映像(Windows Media)、ライブ映像(Windows Media、RealVideo)、Flashの3種類のフォーマットで提供する。日本語と英語で提供を開始し、以後ほかの言語にも対応する予定。
adTVでは、ユーザー登録(無料)すれば、気に入った映像コンテンツを“トランク”にためて楽しめるほか、メールマガジン“adTVガイド”の講読も行なえるという。推奨環境は、OSがWindows 98/Me/2000 Professional/XP。CPUがPentium III-750MHz以上。回線速度が1Mbps以上の常時接続。ウェブブラウザーとしてInternet Explorer 5.5(SP2以上)、プラグインとしてFlash 5以上、ストリーミングメディアプレーヤーとしてWindows Media Player 7.1/XPが必要。