市場調査会社の(株)ブレーンチャイルドは25日、2002年第1四半期の中国パソコン市場について調査した“中国情報・通信市場調査レポート(2002年第1四半期)”を発表した。
調査は、中国消費財分野とメディア分野の市場調査・コンサルティング企業、シノモニターインターナショナル(中国名:新生代市場観測機構)が行ない、編集・発刊したもので、日本向けにはブレーンチャイルドが販売している。
これによると、中国における今年1月~3月のパソコンの販売台数は205万台、販売額は172億元と高成長を維持。とりわけノートパソコンは低価格化が進み、競争が激化しているという。
シェアは1位がIBM、2位が中国メーカーの聯想(Legend)で、3位東芝、4位デルコンピュータ、5位エイサー、6位コンパックコンピュータ、7位方正電脳(Founder PC)、8位台湾ASUSTeK COMPUTER、9位NEC、10位に中国メーカーの紫光――となっている。
図表:メーカー別ノート型パソコン市場シェア(販売台数) 出典:ブレーンチャイルド |