NRIセキュアテクノロジーズ(株)は22日、セキュリティー情報やセキュリティー教育などのコンテンツと、ネットワーク検査などのユーティリティー機能を利用できるセキュリティー情報ポータルサービス“Secure Cube(セキュア・キューブ)”を8月1日に開始すると発表した。基本サービスの料金は月額5万円から。
“Secure Cube”のサンプル画面 |
“Secure Cube”は、NRI(野村総合研究所)の海外拠点を含む、複数のセキュリティーシンクタンクなどの情報ソースに独自の見解を付けたセキュリティー情報を、各ユーザーの設定(OSやアプリケーションなどのフィルタリング)に応じてシステム管理者向けウェブサイトに掲載するほか、緊急度の高い情報をメールで通知する機能“アラートメール配信機能”も搭載する。また、システム管理者がエンドユーザーにセキュリティー情報を通知するためのウェブサイトなども利用できる。
そのほか、“セキュリティホールデータベース”、各種OS向けにパッチを当てる手順を掲載する“パッチ当て手順書”、セキュリティーに関する海外動向/国内の最新情報、リンク集、eラーニングコンテンツなどを利用可能。ユーティリティー機能では、システムの各種情報を収集し、必要な対策を一覧表示する“検査機能”や、管理者が指定したバージョンのブラウザー以外では外部サイトを閲覧できなくする“ブラウザ制限機能”、メールウイルスチェック機能などを提供する。