日本エイ・エム・ディ(株)は15日、0.13μmプロセス技術を採用したノートパソコン向けプロセッサー『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ 1800+』を発表した。量産出荷を開始しており、価格は1000個ロット時の単価が4万200円。
『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ 1800+』 |
『モバイルAMD Athlon XPプロセッサ 1800+』は、0.13μm銅配線プロセスで製造されるSocket A対応のノートパソコン用プロセッサー。オンチップキャッシュは384KBで、フロントサイドバスは266MHz/200MHz。Athlon XPと同様に“AMD PowerNow!テクノロジ”や“QuantiSpeedアーキテクチャ”を採用する。製造は独ドレスデンのFab 30。対応する最新のチップセットとして、グラフィックス機能を統合したカナダのATIテクノロジーズ社の『RADEON IGP 320M』が供給されている。同製品を搭載したノートパソコンとして、米ヒューレット・パッカード社が『HP Pavilion ZE1250』を、よヨーロッパではACER Europeが“Acer Aspire 1300”シリーズを同日付けで発売する。HPは今月後半に“Compaq Presario 900”シリーズを発売するとしている。