スタイリッシュな本体収納式アンテナで話題を呼んだ、3Comの無線LANカード「11 Mbps Wireless LAN PC Card(型番:3CRWE62092A-JP)」。その新型が登場した。
ショップによると、新型への以降にともない廉価版と高セキュリティ版の2モデルに分かれ、今回登場したのは廉価版とのこと。製品名は変わらず、型番は“3CRSHPW196-HP”となっている。
アンテナ引出し時(左)と収納時(右)。まっすぐに収納されている |
IEEE802.11bに準拠で通信速度は最大11Mbps、機能的には前モデルとほとんど同じで唯一“RADIUS(Remote Authentication Dial-In User Service)”クライアントをサポートしなくなったのが相違点。
そして、もしかしたらそれ以上に重要な変更点かもしれないのが、最大のウリであるアンテナ部分。従来製品では収納した際アンテナの片側だけでロックする構造だったため、かずかに傾いた状態で固定されてしまい“それだけが残念”という声もあった。しかしこの新型ではアンテナの両サイドでロックする構造に改められており、めでたくまっすぐに収納されるようになっている。
価格はDOS/Vパラダイスネットワークセンターで1万3800円。
なおもう1つの新型だが、ショップからの情報によると、こちらは3Com独自の暗号化技術を採用し同社製アクセスポイントとの間でのセキュリティを強化したものとのこと。発売は8月予定となっており、こちらも要注目だ。
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