東芝の「sora T10」は、スタイリッシュなフォルムを持つコンパクトな200万画素クラスのデジタルカメラだ。液晶モニタにタッチパネルを採用し、分かりやすく面白い操作が特徴だ。
タッチパネルにより
すっきりしたデザイン
sora T10は、1/2.7インチ200万画素CCDを搭載するコンパクトカメラだ。正方形に近くて薄いフォルムはミノルタの「DiMAGE X」を連想させるが、DiMAGE Xが光路折り曲げ式光学3倍ズームを搭載するのに対し、soraはシンプルな単焦点(35mmフィルムカメラ換算38mm相当、オートフォーカス)レンズを搭載する。
背面の液晶モニタ部は3×3、その周囲も入れると4×4のタッチパネルになっている。表示しているのは撮影時のメニューで、被写体の画像にオーバーラップ表示される。 |
撮影時にAのアイコンをタップすれば撮影モードを選択するアイコンが画面いっぱいに表示される(左)。液晶上側のあるメニューアイコン(引き出し)をタップすれば、撮影や再生のメニュー画面(右)となる。 |
本体底面を開けるとSDカードスロットと電池室が現れる。バッテリは同社のニッケル乾電池「GigaEnergy」が付属する。 |
付属のストラップには小さなスタイラスペンが付いているが、タッチ面積が広いため指先や爪でタップしても利用には差し支えない(手の脂が付くという問題点はある)。取り替え可能なフロントパネルはホワイトとミラーシルバーパネルが付属するほか、さまざまな色と柄のパネルがオプション(4枚1組、オープンプライス)で用意される。右側にあるのは付属のポーチで、フェイクファー風のモケット地。 |