今や珍品怪作花盛りといった感のあるマウス・トラックボールに、またひとつユニークな製品が加わった。
その姿は写真のとおり。“お頭付き”の魚の骨型というものだ。製品名はズバリ「FISH BONE」。製造元は台湾のCover Groundという会社らしく、こちらのウェブサイトでは「Fish Type Trackball Mouse(型番:CG-FB01)」という名前が付いている。
トラックボールとしての機能は頭の部分に集中しており、4対のアバラ骨を張り出した背骨、大きな尾ひれといった部分は言うなれば“飾り”だ。
その外観のみならず操作系も独特。小型のトラックボールが目玉となっているのだが、そのトラックボール全体を押し込むことで左クリックとなる。長距離のドラッグ&ドロップでは少々難儀しそうだし、そもそもダブルクリックでカーソルがずれてしまわないか? というのが心配なところ。右クリックボタンは魚の口にあたる大きな三角形のもの。またこのほかボール手前に小さな長円形のボタンがあるが、これはスクロールモード用の切り替えスイッチ。このボタンを押すことにより、ボールがスクロールホイールの変わりになるというわけだ。
目玉のボール部分が左クリックボタンという構造。各種設定が可能なユーティリティも付属しているようだ |
インターフェイスはPS/2のみ。実用性に関しては「?」という感じだが、とりあえず見ただけで笑える面白グッズということで1個いかが?
価格は高速電脳とクレバリー2号店で1980円。
【関連記事】